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皇室献上に向け種もみ清める
 
2020年4月6日 砺波市 地域・社会






 穀物のほ場、種もみを清める「献穀斎圃種子清祓(きよはらい)」が5日、砺波市庄川町示野の斎圃場で行われた。5月24日に田植え、9月下旬に収穫を予定する。

 同所の農業、松田吉孝さん(78)が、1アールのほ場で献上する富山米の新品種「富富富」を栽培する。松田さん方が奉耕者を務めるのは、1965年の祖父の与一さんの代に続いて2度目。松田さんは「良質な種もみ産地として知られる庄川で、良いコメをつくりたい」と意気込んだ。

 神事には「てしおにかけた米づくり2020協力会」(会長・齊藤直己青島地区自治振興会長)などの地元関係者や農協、夏野修砺波市長ら約50人が出席。長岡正巳宮司が種もみや斎圃場を清め、出席者が順に玉串をささげた。

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