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北日本新聞ニュース

コロナに負けるな苦境の店支援
 
2020年4月16日 砺波市 くらし






 新型コロナウイルス感染拡大を受け、売り上げが大幅に減っている事業所を応援しようと、インターネットを使って飲食店のテークアウト(持ち帰り)メニューを紹介するなど、さまざまな取り組みが県内で行われている。

 砺波商工会議所青年部(中西一夫会長)は、砺波市内の事業所が商品やサービスを掲載して消費者に情報提供できるインターネットのサイトを作った。

 飲食店や書店、ガソリンスタンドなど幅広い業種の店が商品や販売方法などを紹介し、購入希望者は各店に連絡を取ってもらう。登録を随時受け付け、100〜200事業所の掲載を見込む。

 テークアウトのメニューを提供する飲食店のほか、外出を控える家庭のためレトルト食品を紹介するスーパー、利用者に抗菌剤をプレゼントするクリーニング店、手作りマスクを販売する店などが参加しており、消費者に役立ててもらう。

 市内では、となみチューリップフェアなどのイベント中止で打撃を受ける店が多い。青年部は各事業所の努力や工夫を発信し、ピンチをチャンスに変えようという気持ちを込め、この取り組みを「PINCHAN(ピンチャン)」と名付けた。中西会長は「困っている人たちのため柔軟に対応し、幅広く役に立ちたい」と話している。

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