トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >アマビエで疫病退散 金城寺

北日本新聞ニュース

アマビエで疫病退散 金城寺
 
2020年5月1日 南砺市 地域・社会






 南砺市松島(井波)の金城寺は、疫病退散に御利益があるとされる妖怪「アマビエ」の木像を本堂に置いている。近くの井波彫刻師、藤崎秀平さん(60)が新型コロナウイルスの終息を願って制作し、寄付した。金子良成住職(67)は「感染から身を守る助けになれば」と話している。

 SNS(会員制交流サイト)でアマビエが注目されているのを藤崎さんが知り、制作した。

 木像は高さ45センチ、幅30センチ。子どもに親しんでもらえるよう、顔や目を丸くしたり、うろこを浅くしたりした。藤崎さんは「ウイルスの影響で心まで暗くなるのはつらい。少しでも明るくなれるように作った」と言う。

 金子住職は「新聞の写真の切り取きをお守りとして持ち歩いてほしい」と呼び掛けた。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.