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福野東部地区振興会、全世帯に七夕の短冊
 
2020年5月26日 南砺市 地域・社会






願い事、みんなで星に託そう

 南砺市福野地域の福野東部地区振興会おもろいこと部会(橋爪央樹会長)は、地区の全559世帯に七夕飾りの短冊を配る。新型コロナウイルスの影響で地区の行事が相次いで中止になる中、家族で願い事を書き、前向きな気持ちになってもらう。短冊は6月下旬から福野東部交流センター(同市野手)前の七夕飾りに取り付ける。

 県内で感染が広がり始めた4月以降、同地区ではさつまいも植えや高齢者の健康教室など多くの行事が中止され、七夕祭りも開催を見送った。

 沈んだムードを吹き飛ばそうと考えたのが、今回の企画「星に願いを〜fromとうぶ」。短冊はB4用紙に3人分が印刷してあり、切り離して願い事を記入する。テーマは新型コロナの感染収束に限らず、自由に書いてもらう。各区長が25日から順次配っている。

 記入した短冊は6月1〜30日まで、同センター窓口で午前9時〜午後5時まで受け付け、午後5時以降はセンター前の郵便ポストに入れる。橋爪会長は「家族で願い事を書いてもらい、地域がつながっていることを感じてほしい」と話す。

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