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御影石でスマホスタンド 井波の石材店、会議など活用見込む
 
2020年5月29日 南砺市 地域・社会






 新型コロナウイルスの影響でオンラインでの会議や飲み会が広まっているのを受け、南砺市高瀬(井波)の北村石材(北村隆洋社長)は、スマートフォンやタブレット端末を置く御影石製のスタンドを作った。

 オンライン会議などでは、スマホやタブレット端末をスタンドに固定して使うことが多い。使用中に倒れにくくするため、安定感のある御影石を使った。北村社長が自分で使うために制作したが、知人から好評だったため、商品化した。

 北村社長によると、御影石には機器の振動を吸収する効果があり、スマホなどで音楽を再生する際、クリアな音質で聴くことができるという。

 スタンドはスマホ用とタブレット端末用の2サイズを用意。価格はそれぞれ2千円と2500円(いずれも税込み)。同市北川(井波)のいなみ木彫りの里創遊館で販売している。

 北村社長は「石には木やプラスチックに出せない高級感と安定感がある。オンライン会議などで役立ててほしい」と話している。

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