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全小中学校に非接触型の体温計 砺波市補正予算案
 
2020年6月4日 砺波市 政治・経済

 夏野修砺波市長は3日、市役所で定例記者会見を開き、8日からの市議会定例会に上程する2020年度一般会計補正予算案の概要を発表した。新型コロナウイルス感染症対策のため全小中学校に非接触型体温計を備える費用などを含め総額は3億5567万円。

 体温計は児童生徒100人当たり1台とし、8小学校に計32台、4中学校に計19台備える。消毒液を含め購入費132万円を計上する。児童生徒が1人1台のパソコンを使えるようにする「GIGAスクール構想」の端末購入費として小学校分1億3447万円、中学校分7456万円を計上した。完了を2023年度から早め、本年度に予算化を終える。

 夏野市長は、新型コロナの打撃を受ける市内経済の活性化策としてプレミアム商品券の発行や、市内の観光関連業界を支援する新事業を行う考えを明らかにし、6月市議会での追加提案を目指す考えを示した。市長は「緊急支援に続き、これからは回復に向けた第2段階の支援を進め、その次に『新しい生活様式』に関する施策に取り組みたい」と述べた。

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