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飲食・タクシー使える商品券 砺波市コロナ対策
 
2020年6月9日 砺波市 政治・経済

飲食・タクシー使える商品券 砺波市コロナ対策

 夏野修砺波市長は8日、市役所で記者会見し、新型コロナウイルス感染症対策の第5弾となる支援策を発表した。飲食店やタクシーで使えるプレミアム付き商品券のほか、ホテル・旅館の宿泊料金を半額にする割引券を発行する。

 プレミアム商品券は2種類。飲食店やタクシーで使える商品券は額面1万3千円分、小売業やサービス業などで使える券は1万2千円分をそれぞれ1万円で発行する。

 宿泊割引券は市内13のホテル・旅館で使え、宿泊代金の半額相当になる1泊につき1人最大5千円を割り引く。8月1日から2021年1月末まで。国の「Go To キャンペーン」に連動させる。キャンペーン前の7月中は1泊につき1人千円割り引き、県の宿泊割引キャンペーンと併せて使える。

 県・市がひとり親家庭に配布する「お米券」で砺波産のコシヒカリ特別栽培米「散居のかおり」を食べてもらえるよう、この券で通常より多い量を買えるよう市が差額を負担する。

 市長は市内の小売業や観光業が大きな打撃を受けているとし、「今後もニーズや思いをくみ取って対応したい」と述べた。

 関連事業費を盛り込んだ補正予算案を15日に市議会に追加提案する。

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