トップ > ニュース >北日本新聞ニュース >プラごみ削減へ一役 シマヤ砺波店、指定ごみ袋ばら売り

北日本新聞ニュース

プラごみ削減へ一役 シマヤ砺波店、指定ごみ袋ばら売り
 
2020年6月17日 砺波市 地域・社会






シマヤ砺波店、プラごみ削減へ一役

 島屋(射水市三ケ・小杉、水口栄市社長)は、7月1日から砺波市苗加のスーパーセンターシマヤ砺波店で、南砺市指定ごみ袋をレジ袋としてばら売りする取り組みを始める。レジ袋有料化の一環で、プラスチックごみの削減や買い物客の負担軽減につなげるのが狙い。店内にポスターを掲示し、買い物客に周知を図っている。

 シマヤ砺波店は食品や衣料、日用品などを扱っており、南砺市の近くに位置する。レジ袋の代わりに指定ごみ袋に購入商品を入れて持ち帰り、南砺市内の燃えるごみの収集時に再利用してもらうことで、環境保全や消費者の負担軽減につなげる。

 指定ごみ袋はレジで精算する際に、中サイズは1枚15円(税込み)、小サイズは1枚10円(同)で買える。一般的なレジ袋の販売も同時に始める。

 県外で同様の取り組みがあるのを知った社員が提案し、自治体に協力を依頼したところ、南砺市が同意した。豊田悟店長は「南砺市の協力があって実現できた。エコバッグやマイバスケットを持参してもらうのが一番だが、忘れた時は指定ごみ袋を活用してほしい」と話している。

 島屋は、県内4店と岐阜県高山市の1店を展開しており、高山市からも協力が得られた。今後、他の自治体の協力が得られた場合は他の店でも実施したいとしている。

© 北日本新聞
 
Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.