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俳句続け15年、庭に句碑 砺波の今井さん
 
2020年6月17日 砺波市 地域・社会






俳句続け15年、庭に句碑

 砺波市宮村の今井秀昭さん(75)は、米作りを詠んだ自作の俳句を刻んだ句碑を自宅の庭に建てた。16日は句碑の完成を祝い、仲間を招いて句会を開いた。

 農家に生まれた今井さんは子どもの頃から米作りに携わってきた。句碑は俳句を始めて15年の節目を迎えたことなどを記念して建立。これまで詠んだ中から「寝返りや田植え疲れの目覚めがち」など特に思い入れの強い7作品を刻んだ。

 この日は今井さんが2006年から所属する「句悠会」のメンバー7人に句碑を披露。続いて、庭に設けた茶室「松稲庵(しょうとうあん)」で句会を開いた。今井さんは北日本となみ野茶会の席主を務めるなど、茶道にも長年親しんでいる経験を生かし、お茶を振る舞った。

 今井さんは「多くの人に句碑を見てもらい、俳句に興味を持ってほしい」と話している。

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