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感染防止と誘客両立を 市観光協、宿泊業者に勉強会
 
2020年6月17日 南砺市 地域・社会






感染防止と誘客両立へ勉強会

 南砺市観光協会(川合声一会長)は15日、新型コロナ収束後の誘客に向けた勉強会を市役所城端庁舎で開き、市内の宿泊業者らが感染防止と利用者確保の両立について考えた。

 遠隔会議システムの利用者を含め約30人が参加。予防医学が専門の鏡森定信富山産業保険総合支援センター所長が講師を務めた。

 鏡森所長は感染を抑えるには「3密(密閉、密集、密接)を避けることが最も大事」と強調。今後は近場の魅力を再発見する国内旅行が増えるとし、「南砺市は3密を避け、自然や文化を楽しむことができる」と話した。

 同協会は施設内の消毒や客室の換気など感染予防の指針7項目を発表。この指針に同意した市内の旅館や民宿を対象に誘客に向けた勉強会を開いたり、会員制交流サイト(SNS)で宿の魅力を発信する「なんと安全・安心と笑顔の宿キャンペーン」を展開する。

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