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公共施設再編達成率は34.2%
 
2020年6月24日 南砺市 政治・経済

公共施設再編達成率は34.2%

 南砺市は23日の市議会公共施設再編特別委員会で、公共施設再編短期計画の達成率が本年度末で34・2%となる見通しを説明した。市の担当者は進ちょく状況について「(再編に向けた)取り組みを進めているが、厳しい状況」とした。

 短期計画では2016〜20年度、対象とする施設の延べ床計9万6808平方メートルについて譲渡、解体を進める。今年3月末現在、譲渡が42施設、解体が23施設で計2万7861平方メートル(達成率28・8%)だった。

 本年度中に7施設の譲渡を決定、スノーバレー利賀スキー場を解体する見込み。親水公園(井波)など2施設の解体も協議する。

 譲渡する7施設のうち、城端老人福祉センター美山荘別館は、外国人技能実習生の研修施設となる見通しを報告した。

 市は11月に施設再編に関する市民とのワークショップを開く。年齢、性別、居住地を考慮して90人を選び、30人ごとに2回ずつ計6回とする。現状を説明するとともに、再編計画に市民の声を生かす。

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