小矢部市議会は２５日、本会議を再開し、市は新型コロナ対策を盛り込んだ２０２０年度一般会計補正予算案を追加提出した。小中学校の特別教室に大型冷風扇を設置する費用など４６７７万円を計上。国の補助金と交付金などを活用した。定例会初日の提出議案と合わせ８議案を可決し閉会した。

　小中学校の休校で夏場の授業時間が増えたため、暑さ対策として大型冷風扇を小学校に２０台、中学校に４８台整備する。その他、児童扶養手当を受給するひとり親家庭に臨時特別給付金を支給する。クロスランドおやべの空調設備改修費、給食食材費の保護者負担への助成なども盛り込んだ。

　追加提出の人事案件で、固定資産評価員に古川正樹総務部長、固定資産評価審査委員会委員に石畠益郎氏（６７）＝興法寺、農業委員会委員に２０人を任命することに同意した。

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