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砺波総合病院に「発熱外来」 専用の建物で診察
 
2020年7月2日 砺波市 地域・社会






砺波総合病院に「発熱外来」 

 夏野修砺波市長は1日、市役所で定例記者会見を開き、砺波総合病院の敷地内に、新型コロナ感染が疑われる患者と一般患者の接触リスクを減らすための「発熱外来」を設けることを明らかにした。本館とは別の建物でまず受診してもらい、感染拡大を防ぐ。8月以降となる見通しで早期開設を目指す。

 現在は本館の正面玄関で体温を測り、発熱などの症状がある人には別の入り口に回ってもらっているが、開設後は本館に入らず、発熱外来専用の建物で最初に問診などを受けてもらう。

 発熱外来は、訪問看護ステーションや医師事務支援室が入る情報支援棟1階を改修して設置する。室内の空気が外に漏れない陰圧室や診察用の設備を設ける計画だ。

 会見で市長は発熱外来設置のほか、リモート教育やテレワーク推進へ光回線網を整備する補正予算を7月後半に市議会臨時会に提案する考えを示し「第2波の影響が少しでも小さくなるようにしたい」と述べた。

 このほか、市内の園児と小学生の計約2千人に涼感のある夏用マスクを配ることも発表した。

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