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イルカ交通、こども園訪れバス見学会
 
2020年7月3日 小矢部市 地域・社会






イルカ交通、こども園訪れバス見学会

 新型コロナウイルスの影響で中止になった春の遠足の気分を味わってもらおうと、イルカ交通(高岡市二塚、永守徹社長)は2日、小矢部市蟹谷こども園で大型観光バス2台を使った「はたらくくるま見学会」を開いた。園児たちは駐車場に止められたバスに乗り込み、座席に座ったり歌を歌ったりして喜んだ。

 イルカ交通は小矢部市内のこども園や保育所の遠足などでバスを運行している。新型コロナで遠足や外出する行事が相次いで中止となったことから、子どもたちに楽しんでほしいと初めて企画した。

 今月から市内のこども園と保育所の計8園に順次バスを回す。

 蟹谷こども園では長さ12メートルの黄色い大型観光バス2台が置かれた。1〜5歳児110人が年代ごとに乗り「バスごっこ」「バスにのって」などの歌を歌って手遊びしたほか、外の園児に窓から手を振って「お出かけ気分」を満喫した。帽子をかぶってバス運転手らと記念写真も撮った。

 園児の藤井尊(たける)ちゃん(5)は「バスの中でお友達とジャンケンして楽しかった」、高島涼雅(りょうが)ちゃん(5)も「大きいバスに乗れてうれしい」と話した。

 見学に先立ち永守社長が「イルカ交通のバスの色は幸せになれる黄色。楽しく乗って思い出にしてほしい」とあいさつし、園児に記念品を贈った。

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