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Y字材にちなみリース、お守りに
 
2020年7月31日 小矢部市 地域・社会






Y字材にちなみリース、お守りに

 小矢部市の桜町石斧(せきふ)の会(山本護会長)は30日、桜町遺跡近くの縄文ワンダーランド横にあるJOMONパークで「Y字材」にちなんだリース作りを始めた。8月9日のランド開園に合わせ、子どもたちに贈る。

 Y字材は1997年、桜町遺跡で出土したクリの木材。縄文中期に当たる4千年前の地層から2本見つかった。いずれも長さ2・5メートル、重さ150キロ。

 リースの大きさは3種類。デザインはいずれも同じで、大きい物で直径20センチある。モミジやブドウの飾りが添えられた市販の輪っかに、Y字型に切った雑木をワイヤで付ける。Y字型に切った木を使ったストラップや、置物も含め50個作る。この日はメンバー6人が作業をした。

 縄文ワンダーランドは新型コロナウイルスの影響で、3カ月遅れで開園する。山本会長(77)は「お守り代わりにリースを飾ってほしい」と話す。午後1時開園で、来場者はマスクが必要。問い合わせは山本会長、電話090(2123)9946。

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