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　美術団体「光風会」の理事会と総会が２日、都内で開かれ、副理事長を務めていた砺波市庄川町出身の洋画家、藤森兼明さん（８５）＝名古屋＝が理事長に就いた。任期は２０２２年２月まで。光風会は絵画と工芸の２部門からなる美術団体で、日展の主要構成団体の一つ。

　藤森さんは洋画壇における人物画の第一人者。２００８年に日本芸術院会員となり、たびたび県内の小学校で絵画教室を開くなど、後進の育成にも力を注ぐ。日展では６月の役員改選で、副理事長から顧問になった。