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ラジオ体操で親睦25年 小矢部北寿会
 
2020年8月5日 小矢部市 くらし






 小矢部市の北上野町長寿会「北寿会」(斉田幸雄会長)は25年前から、毎年6〜9月に毎日、町内の寺でラジオ体操を行っている。最高齢89歳の男性を含め、お年寄り約20人が元気に体を動かしている。引っ越し先の高岡市から参加する人もおり、親睦が深まっている。 (笹谷泰)

 北寿会は1995年にラジオ体操を始めた。ことしは6月13日にスタート。毎朝6時半から小矢部市石動町の廻向寺境内で行っている。9月末まで続ける。

 参加者で最高齢の武部建二さん(89)は、ほぼ毎日顔を見せている。「みんな仲良く、真面目な人が多いので25年間も続いてきたのだろう。自分自身の健康も維持できている」と笑う。

 10年前に高岡市福岡町大滝に転居した島昭一郎さん(81)は、引っ越し先の地区でラジオ体操がなく、長寿会員に誘われたこともあり、ことしから参加している。「皆さんから元気をもらっている」と話す。

 斉田会長(78)は、体操前に会員が楽しそうに世間話をしていることに触れ「健康促進だけでなく、コミュニケーションにも役立っている。今後も続けていきたい」と話した。

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