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8月8日から一部先行展示 アートハウスおやべ5周年展
2020年8月6日
小矢部市
スポーツ・文化
8月8日から一部先行展示 アートハウスおやべ5周年展
29日にアートハウスおやべで開幕する開館5周年展「あゆのかぜ いたしく あゆはしる」(北日本新聞社後援)を前に、出品作家が5日、作品の展示作業を始めた。
5周年展のタイトルは、大伴家持の和歌を組み合わせて付けた。「あゆ」が「東(あゆ)の風」「鮎走る」と異なる意味で使われたことに着目し、「差異とずれ」などがテーマ。日本画・半立体作品の江藤玲奈さん(富山市出身)、絵画・インスタレーションの大城夏紀さん(東京都出身)、木版画の本橋大介さん(茨城県出身)の意欲作を並べる。
5日は大城さんが、家持の歌に着想を得た作品を展示した。「春愁」を3枚のパネル(縦172センチ、横101センチ)で表現したもので、ピンクとブルーグレーのアクリル絵の具で着色。1枚にヒバリやナデシコなど「花鳥風月」を描き、2枚には「ずれ」として、姿を変えていく様を表した。
他の2人も7日までに作業に訪れる。
5周年展の作品の一部を先行して紹介する「オープンギャラリー展」が8日に始まる。
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