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まちの情報、市民と配信 小矢部「める・びる」で元井さん
 
2020年8月6日 小矢部市 地域・社会






まちの情報、市民と配信 小矢部「める・びる」で元井さん

 小矢部市でイベント企画・運営に携わる元井康平さん(33)が毎週月曜夕、市内の観光やイベント情報などをインターネット上で生配信している。石動駅前商工会ビルめる・びるで「める☆なま」と称し、1時間半にわたり紹介。毎回市民をゲストに招いており「街が盛り上がるきっかけになればうれしい」と話す。(笹谷泰)

 元井さんは小矢部市出身で愛知県育ち。2017年から3年間、小矢部市の地域おこし協力隊員として活動した。任期満了後も商工会から依頼を受け、める・びるコーディネーターとして活動している。

 ことし5月、める・びる開館1周年イベントを準備していたが、新型コロナウイルスの影響で中止になった。人と人の関わりを減らした企画として、オンラインでの情報配信を考案した。

 市内在住のめる・びるサポーター高瀬美里さんと共に、5月25日から配信している。フェイスブックや、音声・動画などを公開するアプリ「ポッドキャスト」などで聴くことができる。

 8月3日は、市観光協会職員の大谷鮎子さん、おやべメルヘンガイドの上田紀久子さんと対談した。同協会の「再発見ツアー」や、観光客らに無料で貸し出す「まちなかパラソル」などの取り組みを紹介した。元井さんの知人で、台湾のマーケター・コーディネーターがリモート出演し、観光活性化策について意見交換した。

 元井さんは市や商工会の職員、喫茶店主らさまざまな分野の人をゲストに招いており「める・びるで多くの人がつながることで、地域が元気になる起爆剤になっていけばいい」と話す。

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