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小中統廃合来月に検討委設置 南砺市
 
2020年8月7日 南砺市 政治・経済

小中統廃合来月に検討委設置 南砺市

 南砺市は市内小中学校の規模や適正数について議論する有識者組織「市立学校のあり方検討委員会」を9月に設置する。6日の市議会全員協議会で説明した。

 市は2045年までに全8中学校区の小中学校を義務教育学校に移行させ、各地域に学校を残す方針。一方、市議会の「将来の学校あり方特別委員会」は、長期的視点で学校の姿を議論する委員会の設置を求め、市に提言書を出した。

 委員会は大学教授や教育関係者、保護者ら19人で構成。9〜12月に計4回開き、市教育委員会への提言をまとめる。9月定例会に関連予算案を提出する。

 全員協議会では、松本謙一教育長が委員となることに対し、複数の市議が議論の公平性の点から疑問の声を上げたが、村上紀道教育部長は教育長が全委員と対等な立場だと強調し「相談して検討する」と述べた。

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