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南砺市「CO2ゼロ」宣言 50年までに
 
2020年8月7日 南砺市 政治・経済

南砺市「CO2ゼロ」宣言 50年までに

 南砺市の田中幹夫市長は6日に市役所で開いた定例記者会見で、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量を実質ゼロにする「ゼロカーボンシティなんと」を宣言した。表明は県と魚津市に続いて3例目。

 宣言は温暖化対策の一環で、環境省が全国の自治体に協力を呼び掛けている。豪雨災害への危機感の高まりなどから、宣言する自治体が増え、7月末現在で148自治体が表明した。

 南砺市は従来から循環型社会を目指す「エコビレッジ構想」など、環境負荷を軽減するまちづくりを進めている。宣言を機に、来年度から始まる市環境基本計画へ理念を盛り込んだり、温暖化防止実行計画を策定したりして削減を目指す。

 市長は「市民や民間事業所と協力して取り組んでいきたい」とした。


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