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おうちで和紙に親しんで 五箇山の里キット開発
 
2020年8月20日 南砺市 くらし






 南砺市東中江(平)の五箇山和紙の里は、自宅で和紙を活用した小物作りを楽しんでもらおうと、ペン立てなどが作れるキットを開発した。新型コロナの影響で、和紙の紙すき体験を一部中止していることを受けて企画。担当者は「特産の五箇山和紙に親しむきっかけになればいい」としている。

 同施設では和紙の手すきなどの体験を楽しめるが、新型コロナの影響で4月から休止。6月からはがき作り体験のみ再開している。自宅でも、子どもから大人まで気軽に和紙に触れてもらおうとキットを作った。

 色とりどりの和紙を筒に巻いて作るペン立てと、和紙を動物などの形に切り抜いて作るつるし飾り「モビール」の2種類を新たに開発。同施設の売店で販売している。

 22、23日は南砺市福野文化創造センターで、「全国和紙ちぎり絵展入賞作品展」の開催に合わせてワークショップを開く。既存の筆箱を含め3種類のキットから選んで制作できる。

 22日は4回、23日は3回開き、各回4人まで。料金は1800円で、参加を募っている。問い合わせは五箇山和紙の里、電話0763(66)2223。

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