南砺市議会は３１日開会し、新型コロナへの対策事業費などを盛り込んだ２０２０年度一般会計補正予算１億３１５５万円（累計３９６億３９５２万円）や、来年井口地域に開校する義務教育学校の工事請負契約の締結など１７議案、報告１件、認定１１件を上程した。

　田中市長は提案理由説明で、新型コロナ対策に関連し「感染防止と経済社会活動との両立を図るため、積極的かつ迅速に対応する」と述べた。

　補正には、新型コロナ対策として離職者を雇用した事業所に対する奨励金２７００万円、指定管理者への休館や自粛要請に対する協力金２２８６万円などを計上した。

　６月の豪雨で路肩が崩れた同市栃原（利賀）の市道栃原線の復旧工事費９９２２万円については、一日も早い工事着手が必要として、他の議案に先駆けて可決した。会期は１６日まで。

© 北日本新聞