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目的地別時刻表を作成へ 井波地域の山野地域づくり協
 
2020年9月16日 南砺市 地域・社会






 南砺市井波地域の山野地域づくり協議会(大浦英征会長)は、住民が普段利用する砺波、南砺両市のスーパーや病院など目的地別の時刻表を作るワークショップを山野交流センターで開いた。車を持たない高齢者の路線バスの使い勝手を良くする狙い。

 市が2018年に策定した「市地域公共交通網形成計画」には、目的地別の時刻表の作成が盛り込まれている。ワークショップには住民14人が参加。井波、福野、福光・城端、砺波・庄川の4グループに分かれ、意見を出し合った。

 山野地区には加越能バスと市営バス「なんバス」の2路線がある。福野グループでは、南砺市寺家新屋敷のショッピングセンター、ア・ミューへ行くためにどの路線を使うのが効率的かなどを話し合った。

 富山大都市デザイン学部の中川大、本田豊両教授が住民にアドバイスした。井波地域の一般社団法人「ジソウラボ」の島田優平代表理事が、実証実験を計画している自家用車の乗り合い事業について説明した。

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