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多世代交流の場整備 小矢部市議会
 
2020年9月16日 小矢部市 政治・経済

 小矢部市は市総合保健福祉センター2階の「タワーの湯」跡地を、多世代型交流スペースとして整備する。介護予防事業ミニ・デイ「いずみの園」を実施し、児童館の機能も持たせる。年内に基本計画をまとめる。15日の市議会公共施設再編特別委員会で社会福祉課などが報告した。

 タワーの湯は3月末で営業を終えた。市は2月の同委員会で、跡地を児童館として活用する方針を示していたが、財政状況やニーズなどの面で委員から慎重論が出ていた。

 高齢者が軽い運動や交流活動に励む「いずみの園」は現在2会場で実施されており、そのうち寿永荘(同市蓮沼)が来年3月に解体される。市は市社会福祉協議会と話し合い、移転先としてタワーの湯の大広間だったスペース(80平方メートル)を選んだ。

 当初想定していた児童館としての整備は、面積や職員配置など国の基準を満たすことが難しいこともあり、親子連れの休憩スペース設置を検討するなど、児童館の機能を持たせることにする。

 2019年度の公共施設再編計画の進捗(しんちょく)状況も報告された。

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