県内外の美術家らによるグループ展「Fragments(フラグメンツ)2020」が砺波市庄川町示野のギャラリー無量で開かれている。現代アートの意欲作を紹介している。21日まで。
隔年で開催し5度目。造形作家、岡部俊彦さん(砺波)は、新型コロナという脅威にさらされながらも、克服していく人間の姿を黒の線描で表現した。造形作家、小林美波さん(金沢)の「理想郷」はフィギュアに石こうをかけ、まがまがしいオブジェに仕立てた作品で、現代人に癒やしを与えるキャラクターとは何かを考えさせる。
県内を拠点に活動するアートユニット「ニュートラルプロダクション」と、画家の牧田恵実さん(富山)、造形作家の小西信英さん(砺波)も出品している。北日本新聞社後援。
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