車中避難の対応確認

　砺波市庄川地域の住民ら約３００人は、地元の道の駅や小学校で防災訓練に参加した。避難所で新型コロナウイルス感染が疑われる人が見つかった場合や、プライバシー確保のため「車中避難」を取り入れる際の対応などを確認した。

　豪雨で庄川が氾濫する恐れがあると想定した。道の駅庄川に車中避難用として車５台を準備。保健師が避難者から健康状態を聞き取り、エコノミークラス症候群への注意を呼び掛けた。

　庄川小の避難所では、体調不良の人が出た状況とした。新型コロナ感染の可能性を考え、保健師が一般避難者と接触しない経路で専用スペースに誘導した。段ボールベッドの組み立てや市役所の災害対策本部と結んだテレビ会議もあった。

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