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砺波高で制服ファッションショー 新デザインへ生徒が投票
 
2020年9月30日 砺波市 地域・社会






 砺波高校(砺波市東幸町)で29日、新しい制服を検討するため、生徒自らモデルを務めたファッションショーが開かれた。

 同校の女子の制服は60年以上同じデザイン。生徒から「地味だ」「ひだが多いスカートをはきたい」という声が上がっていたため、校内に検討委員会を設け、男子を含めた制服の変更について話し合っている。

 ショーは生徒の意見を取り入れようと、学校祭「砺高祭」のイベントとして生徒会が企画。制服メーカーに依頼したところ、サンプル約100点が提供された。

 ショーには男女の生徒48人が出演した。赤いブレザーやチェックのスカートなどの制服をまとい、次々に登場すると、会場で見守った大勢の生徒たちから歓声が上がった。ショーで使われなかった約60点は特設展示場に並べた。

 その後、生徒は気に入った制服に投票した。教職員らの意見を踏まえ、早ければ2022年度の新入生に新デザインを導入する。

 企画のリーダーを務めた遊部叶子さん(2年)は「未来の砺波高生のためにより多くの意見を取り入れたい」と話した。

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