５０指標で目標達成

　砺波市総合計画審議会は５日、市役所で開き、第２次市総合計画（２０１７〜２６年度）の前期計画５年間の進ちょく状況を市が報告した。数値目標を設定した９３指標のうち５０で目標を達成したか、達成に向け順調に推移しているとした。

　達成は１８項目。年間１６００人を目標とした転入者数は、１９年に１８０７人となり到達した。企業立地数やタマネギ出荷量も達成した。図書館の年間貸し出し冊数や空き家情報バンク登録物件数など３２項目が順調だった。

　一方、出生数や転出者数、チューリップ球根出荷量など３８項目は目標と開きがあり、達成に向け努力するとした。

　委員からは、教育を通じて市政の課題を知ってもらうことや、美術館の魅力を高めて誘客を図ることなどが提言された。

© 北日本新聞