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宿泊プラン6割引 追加経済対策、市出身学生に5万円給付
 
2020年10月8日 南砺市 政治・経済






 南砺市は新型コロナの追加経済対策として、市内宿泊施設の宿泊プランを6割引で販売するキャンペーンを行い、市出身の大学生・専門学校生に現金5万円を給付する。田中幹夫市長が7日の定例記者会見で発表した。

 宿泊キャンペーンは冬季の閑散期となる12月1日から来年2月28日まで、3カ月間実施。宿泊券を販売した前回の事業とは異なり、各施設と旅行会社が考案する「プレミアム宿泊プラン」を6割引(1人1泊、割引上限は1万2千円)で販売する。

 特定の施設に人気が集中し予約が取れない場合でも、旅行会社が別の施設の魅力あるプランを紹介することで幅広い利用につなげる。市民のほか、まちおこしなどに貢献する市外在住者「応援市民」も販売対象とする。

 学生への給付はコロナ禍でアルバイトが制限されるなど、経済的な影響が顕著になっていることを考慮した。対象は、県内外の大学や短大、予備校などに在籍する学生で、2002年4月1日までに生まれた約850人。11月から来年3月まで申請期間を設け、口座に現金5万円を振り込む。

 要介護者や障害者を在宅介護している人に慰労金として2万円の商品券を支給するほか、妊婦にインフルエンザ予防接種費を助成する。

 これらの事業費を盛り込んだ一般会計補正予算案1億1798万円(累計398億5817万円)を14日の市議会10月臨時会に上程する。

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