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　南砺市議会の全２０議員が加入する自民クラブ（山田勉会長）は２２日、市役所で、田中幹夫市長に来年度予算に向けた要望書を提出した。

　コロナ対策や教育、医療、観光、農林業、建設などの各分野で６８項目。コロナ禍での切れ目ない経済対策やＪＲ城端線の市内３駅の無人化検討への対応、企業誘致などを求めた。山田会長は「特に終息が見通せないコロナ対策が喫緊の課題。スピード感を持った対応が求められる」と訴えた。

　市長は「提言を参考に次年度事業に取り組みたい」と述べ、コロナ対策や小中学校の在り方の検討、病院改革などに取り組む考えを示した。