南砺市総合教育会議が２２日、市福光会館で開かれ、利賀地域で来年４月から始まる「山村留学」に、県内外から９人の小中学生が応募していることが報告された。

　山村留学は都市部の小中学生が利賀地域に１年単位で移住し、地元の学校へ通う。移住促進につなげるとともに、利賀地域の子どもたちが多様な考えに触れる機会にする。

　市によると、応募があったのは小学生５人、中学生４人。県内からの応募は富山市の小学生１人だった。１１月に親子での面接を行い、同月末に留学生を決定する。１２月に２次募集を始める。

　市は留学生が体験活動などを行う拠点施設「スターフォレスト利賀」（利賀村坂上）の改修工事を１１月に開始し、来年３月末までに完成させる。

　国の「ＧＩＧＡスクール構想」に基づくタブレット端末などの整備状況も報告された。

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