縄文ワンダーランド収穫祭が11月1日、小矢部市の桜町JOMONパークで開かれる。縄文時代の暮らしに親しんでもらうイベントで、今回は親子にヤマブドウのジュース作りを体験してもらう。
桜町遺跡からは有孔鍔付(ゆうこうつばつき)土器の破片や、縄文期のヤマブドウやクルミの種が見つかっている。収穫祭を主催する桜町石斧の会(山本護会長)は、有孔鍔付土器が酒造りに使われたことをヒントに、ジュース作りを企画した。
同会メンバーは27日、同パークでジュースを試作した。ヤマブドウを育ててワインを製造する「農事組合法人医王の恵み」(南砺市才川七・福光)理事の山本隆一さん(71)からアドバイスを受け、搾り器にヤマブドウを入れて原液を採取した。縄文土器のレプリカに入れ、薄めて味わった。
収穫祭は1日午後2〜4時に開き、たき火を囲んで焼き芋などを楽しむ。
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