砺波市高道の県花総合センター(エレガガーデン)で、60品種200株のバラが見頃を迎えている。園内では木々も赤く色づき始め、来園者は、鮮やかなバラを眺めたり香りを楽しんだりしていた。見頃は11月上旬まで。
赤色の「ラ・セビリアーナ」やピンク色の「ブリリアントピンクアイスバーグ」などが大輪の花を咲かせ、花壇を華やかに彩っている。同センターによると、今年は残暑が厳しく、開花が例年より10日ほど遅れた。秋のバラは気温が低くなってから咲くため、より色鮮やかに見えるのが特徴という。
射水市から訪れた夫婦は「きれいな花に癒やされた」と笑顔を見せた。同センターの渡部哲次主査は「手に届く場所に咲いているので、見た目の美しさだけでなく香りも近くで楽しんでほしい」と話している。火曜休園で入園料は無料。
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