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ペイペイ4億円超消費 南砺市長「想定以上の利用」
 
2020年11月6日 南砺市 政治・経済

 南砺市が10月に実施したポイントを最大30%還元するQRコード決済「PayPay(ペイペイ)」のキャンペーンは、ポイント付与額は速報値で1億914万円に上り、推定で4億3400万円の消費を生み出した。5日の定例記者会見で田中幹夫市長が説明した。

 コロナ禍で冷え込んだ消費を活性化させ、現金をやりとりしない「非接触型」決済の普及につなげるのが狙い。

 当初は10月分と再度キャンペーンを実施する12月分を合わせて1億円の予算を見込んでいたが、既に上回った。市長は「市外からも大勢来ていただき、想定以上の利用があった」とした。期間中は加盟する市内中小規模の483店舗のうち、約440店舗が利用され、「幅広い効果があった」と述べた。

 12月は還元率最大20%とし、1日から31日まで。付与上限は1回の支払いにつき2千円相当で、累計で月額1万円まで。地元オーナーが運営するコンビニなども含め、対象店舗は600店へ拡大を目指す。約7千万円のポイント付与額、約3億5千万円の消費を見込む。財源はコロナ対策の商工費を充てる。

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