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スプレーギク新品種を発表　南砺市園芸植物園

　南砺市園芸植物園（同市柴田屋・福野）は９日、スプレーギクの新品種「南砺ブロンズ」を発表した。同園で１６日まで展示し、来年春から販売する。

　南砺ブロンズは５日に同園で開かれた新品種の選抜会で、全８４種の中から商品化が決まった。ブロンズ（銅）を思わせる品の良いオレンジ色の一重咲きで、花弁が斜めに開いているのが特徴。花の直径は約１０センチと大きく、花粉が出にくい点も評価された。

　同園が開発・商品化したスプレーギクは計７３品種となった。