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金屋石採掘坑跡にしめ縄 砺波市庄川
 
2020年11月10日 砺波市 地域・社会






金屋石採掘坑跡にしめ縄 砺波市庄川

 砺波市庄川地域でかつて採掘された金屋石を活用して地域振興に取り組む「金屋石を語る会」(宮窪大作会長)と庄川峡観光協同組合(坂井彦就理事長)は、同市庄川町庄の金屋石採掘跡のしめ縄を掛け替えた。

 金屋石は江戸中期から1970年ごろまで採掘された緑色凝灰岩で、家の基礎石や石仏などに広く使われた。採掘跡は庄川右岸の山中にある。採掘に携わった先人や山に敬意を表すため2014年から毎年、採掘坑入り口に長さ5メートルのしめ縄を飾っている。

 この日は語る会、同組合、東山見公民館の事業で参加した小学生ら計19人が訪れ、しめ縄を取り付けたり、周りを見学したりした。

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