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井口っ子商店の成果や課題発表
 
2020年11月11日 南砺市 地域・社会






井口っ子商店の成果や課題発表

 南砺市井口中学校は9日、井口地域の活性化を考える「井口学」の本年度最後の授業を行い、昨年度から生徒が主体となって運営してきた「井口っ子商店」の成果や課題を発表した。

 井口っ子商店は井口学の一環で生徒が企画。学校の畑で栽培した農産物や同校オリジナルキャラクター「椿さくちゃん」を題材にした雑貨、地元農家が生産したコメや花を販売し、これまで計5回開いた。

 9日の授業には全校生徒18人が参加。生徒は回を重ねるごとに地域内外から大勢の人に来てもらえたと成果を発表した。一方、来場者の半数以上が60代以上で、20代は訪れなかったと指摘。「若い世代への効果的なPRが必要」とまとめた。

 3年の三輪優季乃さん(14)は「井口学をきっかけに生徒が中心になって地域を盛り上げようという意識が高まった」と話した。地元の地域づくり協議会メンバーや松本謙一市教育長らが感想を述べた。

 同校は来年4月に義務教育学校「南砺つばき学舎」へ移行し、井口学は「南砺学」として続ける。

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