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厄よけヒョウタン完成 小矢部園芸高生が加工
 
2020年11月16日 小矢部市 くらし






 小矢部園芸高校専攻科の生徒たちが、新型コロナウイルスなど厄よけのお守りとして加工していたヒョウタンが完成した。県内の中学・高校の受験生向けに制作。依頼があった中央農業高校の3年生3クラスに1個ずつ贈る。

 ヒョウタンは邪気を吸って閉じ込めるとされる。専攻科園芸系列の2年生で、50〜70代の20人が、ウリ科植物の性質や特徴を学ぶ授業で初めて栽培した。

 同校OBの蔭島章さん(78)に教わり、5月中旬に苗を植え、8月中旬に収穫した。中身を取り除き、塗料でつやを出した。13日の授業で飾りのひもやふたを付けて仕上げた。生徒各自の分もそれぞれ作った。

 中央農業高校向けのヒョウタンには、就職や進学などそれぞれの道で頑張ってほしい、といったメッセージも一言ずつ添えた。木越俊一さん(61)は「最高の出来栄え。コロナも早く収束すればいい」と話した。

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