農業体験イベントを通じて小矢部市北蟹谷地区を活性化させる「かんだ・かんだプロジェクト」の実行委員会(義浦英昭委員長)は15日、村の駅きたかんだの郷で、同地区で取れた大豆を使ったしょうゆ搾り体験を行った。
同委員会メンバーの武部佳子さん(47)が企画し、県内外の親子25人ほどが参加。全国を回り、こうじの提供から搾りまでを手掛ける「手前しょうゆ造り師」の宮崎康英さん(54)=長野県=が講師を務めた。
北蟹谷産の大豆で作ったこうじと水を混ぜ、昨年11月から約1年間熟成させた。参加者は宮崎さんに指導を受けながら、完成したもろみにお湯を入れ、搾り袋に流し込んだ。
武部さんは「地元の食材を使うことで地域の活性化につながればうれしい」と話した。
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