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多世代型交流スペース案再協議へ
 
2020年11月18日 小矢部市 地域・社会

多世代型交流スペース案再協議へ

 小矢部市議会公共施設再編特別委員会は17日開き、市は市総合保健福祉センター2階の「タワーの湯」跡地で整備する多世代型交流スペースの基本構想案を示した。複数の委員が「利用者同士が交流するイメージが見えない」などと指摘したため、後日、委員が現場を視察し、再度協議する。

 多世代型交流スペースは2022年4月開設を目指す。大広間だった部屋では、高齢者が軽い運動や交流活動に励む介護予防事業ミニ・デイ「いずみの園」を行う。センター内で健康診査を終えた親子がリフレッシュできる場も設ける。手すりを付けたり、段差をなくしたりして、高齢者が使いやすいようリフォームする。このほか、3階のボランティアルームを移設するほか、高齢者や障害者の作品展示スペース、ボランティア活動に使う備品の保管スペースも新たに用意する。

 市側の説明に対し、委員たちから「新型コロナウイルスの影響もあり、交流は難しいのでは」「(機能を)盛り込みすぎ」などの声が上がった。24日に現場を視察した後、同委員会を開く。

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