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蔵原(福光)に埋め立て処分場 砺波広域圏事務組合
 
2020年11月19日 その他 政治・経済

 砺波、南砺両市で構成する砺波広域圏事務組合は18日、2023年度に埋め立てが終了するクリーンセンターとなみ最終処分場(砺波市徳万)に替わる新処分場について、南砺市蔵原地区(福光)を建設予定地とすることを明らかにした。26年度の利用開始を目指す。同日、組合議会臨時会の議案説明会に併せて説明した。

 予定地は南砺市南蟹谷地区の丘陵の畑。埋め立て容量は約15年分の処分が可能な約5万立方メートルとする。埋め立て地を屋根や壁で覆う「クローズド型」の処分場で、臭いやほこり、騒音を減らす。散水で染み出した水は放流せず循環利用する。

 砺波市の現処分場(容量5万7千立方メートル)は23年度末に終了予定だが、焼却灰処理の一部を民間委託しており、26年度まで延命させる。同組合管理者の夏野修砺波市長は臨時会本会議の提案理由説明で「予定地となる自治会から理解と同意をいただくことができた。関係地区に心から感謝申し上げる」と述べた。

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