砺波市は１７日、市役所で不審者対応訓練を行い、職員が不審者への対処法や避難誘導の手順を確認した。

　税務課の窓口で男が職員とトラブルになり、刃物を取り出して暴れたと想定。職員は協力して市民を安全な場所に誘導するとともに速やかに１１０番通報し、椅子やアクリル板などを使って不審者役の砺波署員の動きを封じた。

　署員が「けがをしないことが重要なので、身近にある備品やさすまたなどを活用して不審者と距離を空けることを意識してほしい」などと講評した。

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