砺波商工会議所青年部は、来年6月11、12日に砺波市中心部で開かれる「となみ夜高まつり」を盛り上げようと、恒例のカレンダーを作った。今年のまつりが新型コロナウイルスの影響で中止となったことから「夜高の燈(ひ)をとりもどせ!」というメッセージを入れ、各町内の色鮮やかな行燈(あんどん)をより大きく目立たせるデザインに仕上げた。
同青年部が毎年作製しており12年目。今年はまつりの中止を受けて一度断念したが、来年の開催への願いを込めて作った。暦(こよみ)は来年1月からまつりが開催される6月までの半年間で、16基の大行燈や突き合わせなどの写真を掲載した。
中西一夫会長(39)は「カレンダーを見ながら来年のまつりを楽しみに過ごしてほしい」と話している。
カレンダーはA1判で500枚製作。1枚300円(税込み)で、砺波商工会議所や同市出町子供歌舞伎曳山(ひきやま)会館など市内10カ所で販売している。
問い合わせは同商議所、電話0763(33)2109。
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