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マイナンバーカード、健康保険証に代用 砺波総合病院
 
2020年12月1日 砺波市 政治・経済

マイナンバーカード、健康保険証に代用 砺波総合病院

 砺波市議会は30日開会し、一般会計補正予算8471万円(累計286億8271万円)など15議案と報告1件を上程した。砺波総合病院でマイナンバーカードが健康保険証として使えるシステムを導入するほか、新型コロナ感染防止のため入院患者全員にPCR検査を行う費用を盛り込んだ。

 国は2021年3月からマイナンバーカードを健康保険証としても利用できるよう準備を進めている。砺波総合病院はマイナンバーカードで健康保険証の資格が確認できるオンラインシステムを整備することとし、市は経費1072万円を計上した。PCR検査は、これまでは発熱など症状がある人が対象だったが、院内感染防止のため、新たに入院する患者全員に行う。21年3月まで約4300件を見込み、検査委託料の増額分6570万円を計上した。

 夏野修市長は提案理由で、11月8日告示の市長選で無投票で3選されたことについて「高い志を持って将来を見据え、地に足をつけて、着実に、誠心誠意、全力で施策の実現に取り組む」と決意を述べた。

 上程議案のうち、市職員の給与に関する条例などの一部改正を可決した。この他、継続審査だった19年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分の議案を可決し、19年度一般会計決算など8件を認定した。会期は15日まで。

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