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小中冬休み4市短縮 砺波・小矢部・南砺・黒部
 
2020年12月9日 すべて 地域・社会

小中冬休み4市短縮 砺波・小矢部・南砺・黒部

 新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、県内15市町村のうち黒部、砺波、南砺、小矢部の4市が、小中学校の冬休み期間を1〜3日短縮する。いずれも、春の一斉休校による学習の遅れは挽回しており、冬休み短縮は学習日程に余裕を持たせることが目的だ。夏休みの大幅な短縮などで授業の進み具合はほぼ正常化しているが、全国で感染が再拡大しているだけに、各自治体の教育委員会は警戒を強めている。

 感染拡大の影響で、県内の小中学校は3月上旬から2カ月近く臨時休校した。学習の遅れを取り戻すため、全市町村が夏休みを短縮したほか、学校行事を見直したり内容を工夫したりして授業時間を確保。魚津と小矢部、舟橋の3市村は平日の授業時間を増やした。

 年度当初、冬休みの日程は、14市町村が12月25日〜1月7日、立山町が12月24日〜1月6日でいずれも14日間を予定していた。

 だが、黒部市は3日、砺波、南砺、小矢部の3市は1日、冬休みを短くする。4市教委とも「既に学習の遅れは取り戻し、通常の進度に戻っている」とする。短縮の理由について、黒部市教委は「先行きが見通せない中、日程に余裕を持たせたい」、砺波市教委は「再流行で休校になるかもしれず、授業時間を確保したい」と説明する。

 残る11市町村は日程を変更しない。富山市教委は8月時点では1日短縮する予定だったが「夏休みの短縮と行事の縮小・中止で遅れを取り戻せた」として11月上旬に見直した。朝日町教委は「中学校は一部の教科で遅れがあるが、年度内に取り戻せる」と判断した。

 高校受験を控え、気をもむ中学3年生へのサポートを強化する学校もある。朝日町朝日中は3年生の希望者を対象に、教員OBや教員志望の大学生らによる放課後学習を3カ月前倒しして6月に開始。富山市芝園中では、12月8日から5回の日程で同校を卒業した高校生を招き、生徒の学習支援に当たってもらう。

 受験を控える芝園中3年の梅澤貴一さん(15)は「休校が長引いて勉強の遅れに不安はあるが、仲間と一緒に受験を乗り切りたい」と話した。

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