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コロナ困窮で小口融資増加
 
2020年12月11日 砺波市 政治・経済

コロナ困窮で小口融資増加

 砺波市議会民生病院委員会は10日開き、新型コロナウイルスの影響による収入減や失業で生活に困った人に生活費を貸す緊急小口資金制度について、市は、11月末までに83人92件の利用があったと説明した。

 緊急小口資金貸し付けは県社会福祉協議会の事業で市社協が窓口。コロナのため通常の制度から要件が緩和され、ことし3月下旬に特例制度が始まった。通常制度の利用は2019年度は3人3件だった。委員からコロナによる生活困窮者の増加に関して質問があり、市は緊急小口資金の利用者が大幅増加したとした。

 また、ひきこもりの人への支援に関し、市は、国の調査に基づく推計で市内の15〜64歳のひきこもりの人は125人とみられるとしたほか、市の相談窓口で、ひきこもりやニートに関する相談はことし10月までの6年間で44件あったと説明。就労支援や福祉サービス、居場所づくりなど多様なサポートに努めるとした。

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