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エゴマと加工用トマト作付面積拡大
 
2020年12月11日 小矢部市 政治・経済

エゴマと加工用トマト作付面積拡大

 小矢部市は来年度、新たな特産品化を目指し、エゴマと加工用トマトの作付面積を広げる。多角的な栽培を通して農業者の所得を高め、経営体力強化につなげたい考えだ。市議会本会議で義浦英昭氏の代表質問に市側が答えた。

 エゴマは通常のコンバインで収穫でき、新たに機械を購入する必要がない。ケチャップやソースに使う加工用トマトは、北海道沼田町から栽培を持ち掛けられた。同町は市の姉妹都市で、加工用トマトの一大産地として知られる。いずれもコメと作業時期が重ならず、手間がそれほど掛からないという。

 市内でエゴマは4経営体が3ヘクタール、加工用トマトは2経営体が0・2ヘクタール作付けしている。市は来年度、JAいなばと連携しながら生産拡大を目指す。

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