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非接触チケット読み取り 砺波市出町子供歌舞伎曳山会館
 
2020年12月15日 砺波市 くらし






 砺波市出町子供歌舞伎曳山(ひきやま)会館は新型コロナ感染防止策の一環として、スマートフォンやタブレット端末でチケットを読み取る非接触型システムを導入した。13日に同会館で開かれた「0歳からのコンサートin出町」で初めて使った。

 無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用し、都内の情報サービス会社が開発した。目当ての公演が開かれる施設のラインアカウントを友達登録することで、販売サイトで購入したチケットがラインのトーク画面にQRコードで届く。

 同会館は、専用機器でQRコードを読み取る。チケットを窓口で受け取る手間を省くとともに、感染防止につなげるため取り入れた。イベント情報をラインで一斉に配信できるメリットもある。

 13日のコンサートでは、親子連れの来場者約160人のうち、約30人がシステムを使って入場した。県内在住の歌手や演奏家らが披露したディズニー音楽などを楽しんだ。

 同会館の上野正雄統括責任者は「初めての試みだったが、スムーズに入場してもらうことができた。今後も使っていきたい」と話した。コンサートは北日本新聞社後援。

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