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空き家バンク成約は100件 南砺市
 
2020年12月16日 南砺市 政治・経済

空き家バンク成約は100件 南砺市

 南砺市の空き家バンクを通じ、家の売買や賃貸が成立した件数は、2013年のバンク開設時から19年までに計100件、48%が成約に至った。15日の市議会12月議会で、山田清志氏の質問に柴雅人市民協働部長が説明した。

 7年間の累計は売買が78件、賃貸が22件だった。空き家を求める人の居住地は約9割が県外で、関東方面や愛知県、金沢市の人などが多い。南砺の環境や家屋、風景に魅力を感じた人が多く、特に吹き抜け空間「枠の内」を備えたアズマダチの伝統家屋の人気が高いという。市はバンクを通じて空き家の売買や賃貸が成立した場合、売り主の片付け費や購入者の改修費を助成している。田中幹夫市長は新年度予算などで「補助要件の拡大について検討を進め、流通拡大に取り組む」と述べた。


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